待ちに待った春到来・桜と竹

春の到来は、毎年嬉しく心躍りますよね。3月になると春っぽさを感じることもありますが、また寒波が来たりと、結局、三寒四温を繰り返した後に訪れる春。新年度の慌ただしさも感じつつ、桜の開花で一気に春気分になる方も多いのではないかと思います。今年は日本全国、桜の便りも早いようですね。
　コロナ禍の3度目の桜、各地に見所は多いですが、これから満開になる角館の枝垂れ桜は武家屋敷の街並みとも相まって風情があってお勧めです。そして、弘前公園は言わずと知れた桜の名所ですが、時期がよければ、散った桜がお堀の水辺に浮かび、さながら桜の絨毯と満開の桜が同時に拝めますので、足を運んでみては如何でしょうか。

　昨日、時間ができたので、近場で見頃情報があった大衡城跡公園に初めて行ってきました。
名前の通り城跡を囲むように桜が咲いていて、高台なので七ツ森も望め景色もよく清々しい場所でした。こじんまりとはしていますが、多くの家族連れが来ていて賑わっていました。
　そして、私のおすすめポイント。そこには桜だけでなく竹林もあり、満開の桜と春だからこその青々とした竹のコントラストが素晴らしかったです！どうしてかくも自然の姿が美しいと感じるのか、きっと日本人には日本人のＤＮＡに刻まれているものがあるのではないかと思います。そんな感性に訴える建築を設計していきたいなあと感じる日でした。コロナが収束し、穏やかな日常とテンションの上がる旅ができるといいですね。

　そして、家に帰って、ふと思い出しました。うちにもありました、桜と竹！
私の愛用している竹箸と桜の箸置きです。春は食もすすむなあ（笑）