2021/07/10
仙台市青葉区にありますI医院様は、地元の方に愛されて院長先生が40年診療を続けてこられました。
今回、院長先生のご子息である先生が仙台に戻ってこられるタイミングで、内部の改装工事をすることになり、設計を依頼していただきました。
半年以上に渡る設計やコスト調整を経て、7月1日から着工しました。
改装工事は、医院の内部全面において行いますが、基本的に診療を続けながらとなりますので、1期、2期工事に分けて行いますが、その中で色々な段取りが必要となってきます。
1期工事では、患者用WCやスタッフ用WCなどの水廻りとスタッフルーム、そして2期工事期間中に移動して診察を行えるように、予備室を改装します。
2期工事が終了しましたら、本当の診察室1,2に引っ越しを行う段取りです。
建物は在来木造で、今回の改装工事では構造的な部分は変えずに、また間取りも大きく変えずに、内装の一新と水廻りの変更・追加を行います。
内装は白をベースにして、柔らかな木目を挿入し、患者に優しいI医院様の雰囲気をそのまま内装に活かしていきたいと思います。
着工して最初に気がかりなのは、やはり既存建物の状態でした。幸い構造体は腐れもなく健全なことを確認しました。
ただ、設計段階で見えなかった部分が色々と出てきますので、追加対応も必要になってくるかもしれません。
今回もスタッフルームの天井断熱材は新規のものに替えました。
そして今日は、施工会社の専務と各所打合せしました。その指示内容をその場ですぐに壁に描き入れて大工さんに伝えてくれて、非常に手際よく進められそうです。
安全な工事と質の良い仕上がりを目指して、引き続きよろしくお願いします。