2021/09/28
ちょうど2週間前、毎年ご依頼いただいております福島県相馬市のホテル3棟の特殊建築物定期調査を行いまして、この日はその報告書を持って、オーナー様にご説明、および福島県相双建設事務所に提出してきました。
その道中で立ち寄ったところについて、ご紹介したいと思います。
こちらは整備が続いている常磐自動車道亘理パーキングエリアのトイレの写真です。
まずは気付いたのが、サインが豊富。今後の規模拡大を見据えてか、トラブル防止のためなのか、とても親切に案内されまして、男子トイレへは往きが2車線、帰り1車線。高速道路のパーキングエリアらしいです(笑)。
コロナの影響もあるのかもしれません。ソーシャルディスタンスを確保できるよう立ち位置の指定もあり、思わず社会実験?と思ったり。
一方で、トイレブース内は工夫が凝らされていて機能的です。
ドアの鍵は掛けると小荷物置き場になるという仕掛け。なるほど。トイレの中に忘れ物が多いとは一般的に聞きますが、ここに置いている分にはドアを開ける時に気付きますから忘れ物防止にも一石二鳥!考えましたね。
平場ができそうな部分も斜めにしてものを置けなくしているのもそういった工夫ですね。
傘掛け、鍵兼小荷物置き、ベビーチェア、手摺、リモコン、便座クリーナー、紙巻器など、さながらコックピットのようなトイレです。皆さん、立ち寄ってみてください(笑)。