2021/09/21
I医院改装工事は今月末の竣工に向けて、仕上工事もほぼ終わり最終段階です。
閉ざされていた待合室やがっちり区画されていた受付廻りも開放感あるスペースに生まれ変わったと思います。
細かいところまで行き届く施工を行ってくださったT建設株式会社のK専務と設計検査として見て回りました。
午後には、施主支給品となっているソファなどが届きましたので、K専務と私で梱包をばらして配置して差し上げました。
地域の方に愛されてきたI医院様が診療を止めないで改装工事できるように、物療室は半分に区切って仕上工事を行う工夫をしましたが、仮間仕切を取り除き綺麗になってその広さが露わになりました。
この後、医療用カーテンなどを設置します。
午後にこれまた施主支給品としました調剤室内の薬品棚も届きましたので、設置します。
以前から言われていますが、これからの時代の日本の建築は、壊して建てるという「スクラップ・アンド・ビルド」から、手を加えながら建物の寿命を長くするということが大事になってきます。SDGsにも関係することですね。
建物が時代に合わないものや構造や安全性が現在の基準からかけ離れて時には危険性のあるものは仕方ないですが、建物をスクラップするのは大きく環境に負荷をかけます。
住宅、共同住宅、オフィス、病院・クリニック、店舗など、既存の建物を活かすのは大変な事象も多いですが、創意工夫してできないか、既存部分の取捨選択の目利きも必要ですが、様々な施設においてこれまでの経験なども踏まえ、株式会社テコデザインは専業の設計事務所として皆様のお役に立てると自負しております。
リフォーム、リノベーション、コンバージョン(用途変更)、増改築も、お困りごとなどございましたら、是非お気軽にお問い合わせください。
今後とも株式会社テコデザインをしくお願い致します。